sinファイルをWindowsで展開したい年頃。

某大御所からリクエストありましたので、いつもより詳しく手順書いてみますw
ツールはここに書いてますので、かき集めてください。
それと、言わずと知れた、7-zipはインストールしておいてください。
XperiaシリーズはROMを拡張子がftfと言う形で保存し、flashtoolを使って焼くことが出来るわけですが、これもみんなxdaのおかげです。
まず、このftfファイルですが、実はzipファイルですw
7zipで開いて必要なファイルのみを取り出します。例えば、system.sinとか。
で、Xperiaシリーズは2012年モデルからEMMCでext4フォーマットになってます。
なので、2012年以前と2012年以降ではツールも方法も違います。
1.2012年以前
X10、arc、acro、rayとかはMTDでyaffsフォーマットですね。
aIUPを使います。
[bash]
C:\tools> aIUP system.sin 2048 system
[/bash]
という感じです。
3つのパラメータありますが、1つめは展開したいsinファイル名
2つめはページサイズと言うことですが、2048でダメなら、4096。で、ダメなら、8192。
これでもダメなら、あきらめる( ー`дー´)キリッ
3つめは、展開するフォルダ名です。成功すると、上の例の場合、systemと言うフォルダが作成されて、その中に展開されとります。
2.2012年以降
NX、acroHD、GX、SXとかですね。これは、多少の手順が必要ですが、たいしたことないです。
まず、RAWイメージを作成します。いわゆる、ディスクイメージです。仮想ディスクみたいなw
sin2raw 使います。
[bash]
C:\tools> sin2raw system.sin system.sin.ext4
[/bash]
2つのパラメータありますが、1つめは展開したいsinファイル名
2つめはディスクイメージの名前。違う名前なら何でもいいですけど、スペースとか含まない英数文字にしましょうw
上記の例では、system.sin.ext4というディスクイメージができあがります。
次に、LinuxReaderを起動します。
メニューのDrives -> Mount Image を選択して、Raw Disk Images を選んで(最初から選ばれてるw)、” Next>”ボタンをクリックします。
するとファイルを選択するダイアログがでますから、上で作成したファイル(例ではsystem.sin.ext4)を選んで開きます。
上図のようにディスクが増えてると思われます。これをダブルクリックして開きます。
出てきたファイルを、マウスで全選択して右クリックするとメニューが出てくるので、”Save”を選びます。
“Next >”ボタンを押して
保存したいフォルダ名を指定してから、”Next >”ボタンを押して終わりです。
こんな感じでいいっすかねぇ?
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sinからext4へはflash tool使えば出来ます
また、ext4のマウントはalchol120%とかでマウントしてあげるとネイティブなパーティションとして見えて扱いやすいです
当方ではlinux loaderのお陰でブルスク連発したので一応…
[…] @goro_tsukiyamaさんのブログエントリーsinファイルをWindowsで展開したい年頃。にあるツール(sin2raw・Linux Reader) […]